平安神宮 月夜の宴 ROOTS66
京(みやこ)の二人会
斉藤和義×立川談春
2018・9・22(土)
京都平安神宮
この日の座席は9列目センター。
端っこ率が異常に高い私には珍しくど真ん中w
舞台には、高座が組まれててその横にはテーブルと椅子が置かれてた。
ところどころに炎が燃えてるのと、花が活けられてるのが和のテイスト。
月影の出囃子Ver.が流れお二人登場。
ここで、しばしトーク。
談春さんが話題を振り、
それにせっちゃんがボソボソ答えるたびに瞬時に的確に突っ込まれるという流れww
例えば、「晴れましたね。これもお客さん逹のおかげですよ。」と談春さんが言ったのに、ごにょごにょ濁らせるせっちゃんw
せっちゃんにしたら、談春さんも自分も晴れ男だから晴れたんだと言いたかったようだけど、
口ごもる様子に「子供か!ロックとは子供なのか?」と突っ込まれてたw
落語と音楽のコラボって言っても、対バンみたいに出番別々なんだろーなと思ってたら、この後本当にコラボしてた!
「男節」の弾き語りと落語の「替り目」をうまく融合させてた。
落語と弾き語りが交互に進行するんだけど、
男節の歌詞をこの日は、こんな風に替えてた。
俺の仕事は咄家
扇子抱えて何処へでも
師匠なんて呼ばれてさ
弁当がよければ何処へでも
たまにドラマに出るのも仕事だぜ
↑談春さんは下町ロケットに出てるそうです。その話もちらりと。
せっちゃん曰く、男節と替り目のコラボは、すごく練習したそうです。
どのぐらいかと言うと、前日に17分もってw短っ!!
ちょっと二人で合わせてみて、いけるなと思ったそうですw
天才か?あなた逹ww
コラボの後、空星の出囃子Ver.が流れお二人一旦退場。
その後、せっちゃんだけステージに戻りここからは弾き語りスタート。
【斉藤和義 弾き語り】
やさしくなりたい
Are you ready?
ずっと好きだった
進め なまけもの
月影
ベリーベリーストロング~アイネクライネ~
歌うたいのバラッド
【立川談春 落語】
紺屋高尾
落語と弾き語りのコラボが初の試みで、すごく緊張したと言ってたせっちゃん。
でも、同時にすごく楽しかったようで
「今ね、楽しいんですよ。オレ。」と嬉しそうに言ってた。
せっちゃんの衣装は、白Tに
チェックシャツを羽織って、ボトムは黒のスキニーをロールアップして足首見せてた。
いつも思うけど、どんな曲もギター一本でちゃんと成立させるのが本当にすごいし、ギター一本とは思えない音色の豊かさに圧倒される。
野外なのでライトに誘われステージ上は虫が寄ってきて、せっちゃん困ってたw
「さっきから色んな虫が・・・向う行け。あ、どっか行った。」
始まる前に禰宜さんが、舞台と観客のお祓いをしてくれた。
後で、その話題になり談春さんが、皆さんも綺麗になってと言うとせっちゃんが、穢れてると思いますよーそんな簡単には綺麗になんてなりませんよ。って言ってた。
せっちゃんは、談春さんのすごさを観客に伝えようとしたと思うんだけど、
「同い年だけど、後20年もしたら、
ここ(平安神宮)に祀られてるんじゃないかな。」と言ってから
「それじゃ、死んでるってことか?」と笑ってた。(^_^;)
ラストは談春さんの落語で「紺屋高尾」
落語を生で聴くのは初めてだったけど、時代小説が好きなので違和感なく惹きこまれた。
楽しかったし、ほろりとした。
エンディングはせっちゃんも再び登場して少し話した後、上手下手に移動してご挨拶してから、中央でお二人で手を繋いで一礼。
久しぶりの平安神宮で、初めて落語も観られたし、貴重なコラボイベントでした。