「ミシシッピー・バーニング」は、1988年公開の映画です。
10年以上前に、レンタルして観て以来、何度も観てるのですが、
前回観てからかなり月日が経っていました。
ざっとあらすじ紹介・・・
1960年代アメリカ南部では、白人至上主義が横行し黒人たちは、理不尽な迫害を受けていました。
この映画に出てくる公民権活動家3名の行方不明事件(後に遺体で発見)も、実在の事件です。
この事件の解決にFBI捜査官が乗り込んで来ます。
FBIと白人至上主義テロリスト集団(KKK)の壮絶な戦いの物語です。
とにかく・・・KKKの黒人に対する残虐な暴力や殺人が観ていて怖すぎます。
家を焼き、一家の主を縛り首にする・・・教会から出てくる黒人を次々と殴り倒す・・・
待ち伏せして車で拉致し、身体の一部をかみそりで切り取る・・・
同じ人間に対する仕打ちとは思えません。
ラストでは、一応、FBIの活躍によって公民権活動家殺人の実行犯達は罪を償うことになります。
でも実際は、決してこれで一件落着ではないのでしょうね。
この作品を観終わった後は、内臓に冷たい手を差し込まれたような気分になります。
それでも観ずにはいられない作品です。
余談~今回、初めて気付いたのですが・・・
FBIだと思ってみても、何だか悪そうに見えてしまうのは気のせい?(^^;
この人、「ミシシッピー・バーニング」が映画デビューだったようですね。
うーん。遅咲きだなぁ。