ronronさんに刺激され、私も久々に本の紹介を、してみようと思いました。
この本は、本業が歌人である枡野浩一によって書かれた、青春ストーリーです。
ざっと、紹介すると、ハーフで美男子だけど内気な性格の為、童貞の克夫と、プレイボーイで天才歌人
の伊賀の一人称で交互に語られています。
ストーリーの合間、合間に短歌が効果的に出てきて、「うまい!!」と思ったり、クスリと笑えたりし
ます。CHERRY BOYとPLAY BOYの二つの視点で書かれているので、読みやすくあっという間に読み終わり
ました。
割と、面白く読めましたが、感動には至らず・・・。
でも、短歌には、興味が湧きました。短歌って季語要らないんですねー。(無知?)
あと、帯に書かれた宮藤官九郎のコピーも短歌になってて面白いです。
「吉祥寺 石を投げれば童貞か、枡野か宮藤 楳図に当たる」
ナイス、クドカン!!