まぶりなの怠惰な日常

今年もライブに行けますように!

2011年1月の読書記録

 
 
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                        「真昼なのに昏い部屋」 江國香織
 
 主人公の美弥子さんは、夫の浩さんと二人暮らしの専業主婦。
 
 ある日、近所に住むアメリカ人のジョーンズさんと恋に落ちます・・・・
 
 特別なことは何も起こらないのに、その全てが美弥子さんとジョーンズさんには特別なんだと思った。
 
 「世界の外に出てしまった」・・・美弥子さんの印象的な言葉。
 
 本当に好きな相手と行なう全てのことは、正々堂々としていて何も後ろめたいことはないという
 
 美弥子さんの強さに憧れる。
 
 
 
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                          悪の教典 上」 貴志祐介
 
 上巻は、6章に分かれているけど最初の方は、ハスミンがそんなに悪人に思えなかった。
 
 でも読み進むうちに、用意周到で抜かりのない知能犯の殺人鬼だとわかる。
 
 ハスミンの恐ろしいのは、なにか理由があって殺人を犯すのではなく、生まれつきの殺人鬼であること。
 
 笑わない赤ん坊、不気味だな。
 
 
 
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                        「ファントム・ピークス」 北林一光
 
 文庫の帯の「宮部みゆき氏絶賛」の文字に惹かれ読んだ本。
 
 主人公の男性は、山で妻が失踪する事件に巻き込まれる。
 
 半年後、行方不明だった妻が白骨化して発見され・・・・
 
 パニック小説でありながら押さえた描写が返ってリアルに感じられた。
 
 
 
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                         「マリアビートル」 伊坂幸太郎
 
 東京発盛岡行きの東北新幹線はやての車内を舞台に繰り広げられる物語。
 
 グラスホッパーと同じく殺し屋たちが複数登場し、車内で各自の任務を遂行しようと動き出す・・・・
 
 運に見放された男、七尾。二人組みの殺し屋、蜜柑と檸檬
 
 我が子を危険な目に遭わせた中学生に報復するつもりが、罠に嵌まる木村。
 
 木村を意のままに操る悪魔のような中学生、王子。
 
 トーマスおたくで物事を深く考えず、冷酷でありながらどこかユーモラスな檸檬が好き。
 
 大人を舐めた王子が最後に、真の恐怖を味わったのかが知りたい。
 
 
 
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                          悪の教典 下」 貴志祐介
 
 上巻が緩やかに進行していたのに反するように、下巻は一気に加速しラストまで駆け抜けた印象。
 
 学校を舞台に、1クラスを全滅させるという凶行が実にリアルに巧妙に書かれていて、一気読みした。
 
 生徒を殺害する過程にも、教育者ぶった考えをちらつかせるハスミンがどこまでも不気味だった。
 
 
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                     「ドント・ストップ・ザ・ダンス」 柴田よしき
 
 保育園の園長と探偵というふたつの顔を持つ花咲慎一郎シリーズの第5弾。
 
 ストーリーは、二転三転して凝っていてラストまで楽しく読めた。
 
 でも何がいちばんよかったかと言うと・・・山内練が少しでも登場すること!!!
 
 練が主役の物語を読みたいな。