chidoriya rocks 2011
5月22日(日) 京都芸術劇場「春秋座」
1st Stage ちどりやの新作ゆかた発表会 舞妓さん多数出演
2nd Stage Part1 小桃(舞)/宮川町芸妓
柳幸代子(唄・三味線)
Part2 屋敷豪太&Heat of Gold
3rd Stage 斉藤和義
京阪で三条まで出て市バスに乗り換え行って来ました。
京都芸術劇場は、京都造形大学の構内にある劇場です。
中に入ると、歌舞伎の会場みたいに桟敷席や花道があり、両サイドと後方に赤い提灯が吊られていました。
私の席は、11列めの左端。この日も端っこながら視界は良好。
1Stageから始まりました。新作ゆかた発表会と聞き、勝手にファッションショー的なものを想像していましたが
全く違い、ゆかたを着た舞妓さんたちが唄と三味線に合わせ踊りを披露してくれました。
舞妓さんたちは、踊っている時の所作が美しいのはもちろん、退場する時の足の運び方までが
綺麗で感心しました。
それでいてお顔を見ると若くてとても可愛いんですから。
この後、一度幕が下りて転換に入りました。
2nd Stage 開始。まずは、小桃さんの舞があり、続いて屋敷豪太さん率いるバンドのジャムタイム。
豪太さんって歌も歌われるんですね~。素敵な声でした。
バンドは、サックス・キーボード・ギター・ベース、そしてドラムの編成でした。
サックスの方がすごくノッてらして踊りながら吹いてました。
豪太さんのドラムは、キレがよくてかっこよかったです。
そして、この後いよいよ斉藤和義!せっちゃん登場です!
この日も前日のコヤソニ同様、エマさん不在でギターのサポメンに藤井さんが加わる編成でした。
オープニングは、幸福な朝食 退屈な夕食 か、かっこいいー!!!
興奮冷めないうちに Stick to fun ! Tonight ! この曲がまた聴けるなんて嬉しかったです。
せっちゃん、マラカス振ってます~。ポッキーギターは使わずでしたが
ギタリスト3人のキメポーズはバッチリでした。
この後、MC。舞妓さんたちが可愛いとか、来てよかったとか言ってましたよ。
そうそう新福菜館に今回も行ったそうで、そのときに新福のラーメン味のせんべいを頂いたそう。
この話を聞いてるときの客席の反応の薄さに気付いたせっちゃんは
「この話、興味ないすか?」って言ってました。
空に星が綺麗の後に、前日もやってくれた満男、飛ぶです。
さすがに2日続けて聴いたのでサビは覚えました。
君を見てるだけで 胸が苦しくなる 恋という名の青い戦い
君に嫌われたら 想像するだけで また何にも言えなくなる
歌詞もメロディーも好きだなぁ。タケちゃんのスライドギターがいい感じに切ないです。
ベリベリを挟み、この後何かと話題のイントロが・・・
ちょっとどよめく客席。(^^; でも始まったのは原曲のずっと好きだったでした。
私的にはこっちでホッとしたのが正直な感想。
なのに・・・続けてずっとウソだったへと。
客席大盛り上がりだし、今これをやることに意義があるのかも知れないけど・・・
個人的には今やったばかりの曲を(歌詞は違うけど)もう一度やらなくても~
違うの聴きたかったです。
そして間髪入れず、彼女は言った この日もパンクVer.。やった~楽し~♪
お約束の小芝居は、京都ということで、はんなり京女仕立てになってました。
「ねぇ、入れておくれやす~」って。
でも男役は東男で「何が欲しいのか言ってみなさい!」って。(^^;
「言わなくれへんの~?」と延々と楽しげに繰り広げる斉藤和義44歳。
さっきまでくねくねして、エロ小芝居してた人とは思えない豹変ぶりで歌うたいへと。
一気に会場の空気を変えてしまうのは、さすがです!
前日の野外で聴いた歌うたいもよかったけど、この日の歌うたいも気合入ってました。
本編終了で、せっちゃん&メンバー退場。
でもアンコールがある雰囲気でした。幕を開けたままだったので、ドラムがもう一組運びこまれるのが
見えて、豪太さんと一緒にやるんだとわかりました。嬉しい♪
前方ばかり見て待ってたら・・・後方から歓声が上がりました!
花道にせっちゃんと豪太さんが現れたんです!
しかも白地に紺の模様の涼しげな揃いの浴衣姿です。
せっちゃんは、浴衣の胸元を大きくはだけて着こなしてました。胸元もだけど袂からのぞく腕も白い!
ステージに上がりギターを肩から掛けるせっちゃん。かっこいい~
浴衣姿にギターがなんの違和感もなく似合ってるし~。
バンドメンバー+豪太さんがスタンバイされて、何が始まるのかと思ってると・・・
この曲のレコーディングに豪太さんも参加されてたそうで、せっかくなのでやってみますって。
この曲のセルフカバーをせっちゃんにやって欲しいねと、前日に友達と話したばかりだったので
すごく嬉しかったです。
歌い出しの アイスクリームが溶けそうだから♪ あぁ・・・せっちゃんの声で聴くこの曲すごくいいです。
1番は、せっちゃんの弾き語りで進行し、間奏から全パートが入ってきてました。
曲が終わり、せっちゃんは豪太さんの方を向き唇に指を当ててました。
なにかと言うと、ラストに豪太さんの口笛のパートがあったのにすっかり、豪太さんが忘れてたようです。
豪太さんは「ここだった~」と後で気付いたそう。
いよいよ、アンコールも最後の曲になりました。
せっかくなので舞妓さんたちにも、もう一度登場してもらおうと、せっちゃんが
「舞妓は~ん!」と呼び込みました。(^^)
舞妓さんたちが登場するとステージが一気に華やぎました。
せっちゃんの両端に並ぶように舞妓さんたちが立つと、せっちゃんは、
右を向いてはニヤ~。左を向いてはニヤ~。(^^;
満面の笑みで歩いて帰ろうスタート!
舞妓さんたちは、手拍子で参加してくれてました。
素敵素敵!!なんて楽しい歩いて帰ろうなんでしょ。
もちろん・・・「どうすりゃいいの?舞妓は~ん!!」
舞妓さんたちとロックのコラボだなんて、どんなイベントなんだろ?って思ってましたが
とても楽しいイベントでした。
せっちゃん、是非来年も出て欲しいなぁ~。