まぶりなの怠惰な日常

今年もライブに行けますように!

6月の読書記録

 
 
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 「夜を守る」 石田衣良
 
アポロ・サモハン・ヤクショ・天才の4人は、東京上野の街を夜な夜なパトロールする私設ガーディアン。
 
ストリートを舞台にしているので、どこかIWGPを思わせる物語だった。
 
天才の言葉「ぼくたちは明日のためでなく、今日のために生きているのです。」が心に残った。
 
 
 
 
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 「孤宿の人 上・下」 宮部みゆき
 
元は、幕府の勘定奉行だった加賀が、罪を犯し讃岐の丸海藩に流刑の身となってやってくる。
 
武家の体裁ばかりを気にする社会に、多くの心優しい人達が巻き込まれ、悲しい最期を遂げていく。
 
たくさん悲しい場面があったけど読後感は清々しかった。
 
 
 
 
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 「ビロウな話で恐縮です日記」 三浦しをん
 
 もはや三浦さんのエッセイの虜であると自分で確信した1冊です。
 
 
 
 
 
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 「まほろ駅前多田便利軒」 三浦しをん
 
 多田が経営する便利事務所に、高校の同級生だった行天が転がり込んで来て、いつの間にか
 
 便利屋見習いとして働きだす・・・
 
 連作短編で読みやすく、多田と行天のキャラも魅力的で面白かった。
 
 ふたりがそれぞれ抱えてる心の闇が見え隠れするのも興味深かった。
 
 「幸福は再生する」・・・いい言葉!
 
 
 
 
 
 
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 「しをんのしおり」 三浦しをん
 
 またまた三浦さんのエッセイである。
 
 本作ももちろん面白かった。
 
 三浦さんが、友人と熱心にバクチクを追っかけてるのが微笑ましい。
 
 Zepp Osakaまで遠征に来てるし~。だが最寄の駅は「コスモポリタン」ではなく「コスモスクエア」である。
 
 
 
 
 
 
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 「僕の明日を照らして」 瀬尾まいこ
 
 平たく言えば、継父に虐待される少年の話。
 
 でもよくある話と違うのは、虐待されてる側の隼太が、自分を虐待する継父の優を嫌っていないということ。
 
 嫌っていないどころか慕っているのである。
 
 隼太は、暴力を受けることより孤独を恐れている。優が彼の人生から居なくなることを恐れている。
 
 そんなに簡単に暴力を許せるものなのかが、私には最後まで疑問だった。
 
 
 
 
 
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 「夢のような幸福」 三浦しをん
 
 またまた三浦さんのエッセイ。もうあるだけ全部読みたい!
 
 何冊も読んでると、そろそろ三浦さんの行動パターンが読めてきた。
 
 同人誌を買いにコミケに行ったり、バクチクのライブに遠征したり、旅先でも必ず書店・古本市をチェックし、
 
 そこで大量の漫画を購入する・・・
 
 彼女の日常に既に愛着が湧いてきた。
 
 
 
 
 
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 「5年3組リョウタ組」 石田衣良
 
 主人公は新米小学校教師の中道良太。
 
 良太のクラスの子供の問題や、教師間のいじめなど学校を舞台にした連作短編集。
 
 最終話の「三月 クラス競争の終わり」が特によかった。
 
 弱者を切り捨ててまでトップに立つ意味などないことを、良太は子供達に伝えたかったんだろうな。
 
 
 
 
 
 
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 「きみはポラリス」 三浦しをん
 
 11編からなる恋愛短編集。
 
 中でも「森を歩く」が特に好き。
 
 どうってことのないストーリーなんだけど、読み終わると満ち足りた気持ちになるのが不思議。
 
 草の匂いがしてくるような1編。
 
 
 
 
 
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 「日暮らし 上・下」 宮部みゆき
 
 「ぼんくら」のシリーズ。
 
 同心の井筒平四郎を中心にした捕物帖であり人情話でもある連作短編集。
 
 表題作の「日暮らし」は上下巻に亘る長編で読み応えたっぷりだった。
 
 
 
 
 
 
 
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 「モダンタイムス」 伊坂幸太郎
 
 予備知識なく読んだんだけど、5月に読んだ「魔王」の続編だった。
 
 「魔王」がなんだかすっきりしない話だったので、今回これですっきり謎が解けるのかと期待した。
 
 「魔王」が現代の話だったのに対し、本作は平成も終わりその先の未来の話だった。
 
 与えられた情報を鵜呑みにしていては、真実は見えなくなる・・・
 
 テーマはそんなことかなと思う。
 
 結局、本作を読んでも「魔王」で感じたモヤモヤはすっきりせず。
 
 あとがきに書かれていたけど、本作と並行して「ゴールデンスランバー」を執筆していたそうで、
 
 ふたつの作品には重なる部分が多いそう。
 
 それは「魔王」でも感じたけど、国家レベルの陰謀や群集心理、情報操作などのキーワードが
 
 共通していると思った。
 
 
 
 
 
 
 
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 「イン・パラダイス」 渡辺容子
 
 渡辺さんの作品を読むのは久しぶりだった。
 
 元アーティストで、今は引退して主婦になってる可憐が主人公のミステリー。
 
 可憐の趣味がパチンコとあって、ホールでの人間関係やパチンコ用語について詳しく書かれていて
 
 興味深く面白かった。
 
 が、ミステリーとして読むとやや退屈。
 
 
 
 
 
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 長らく中断していた鬼平シリーズを読書再開。
 
 久しぶりに読んだけどやっぱり面白かった!映像が鮮やかに浮かぶ無駄の無い文章が大好き!!
 
 
 
 
 
 
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 「テースト・オブ・苦虫6 おっさんは世界の奴隷か」 町田康
 
 町田さんの人気エッセイである。
 
 このシリーズも久しぶりに読んだ。
 
 いつ読んでも、町田さん独特のシニカルな表現や言い回しにニヤニヤしてしまう。