2000年7月発行の雑誌「BREaTH」の中で、せっちゃんが清志郎に宛てた手紙です。
句読点、改行も原文のまま書いてみます。
いつもお世話になってます。
先日のリスペクトはとても楽しませて頂きました。
清志郎さんにとっては「30周年だかなんだか知らネェが」
ってとこでしょうが・・・。
創作意欲ってもんが年々増している様子に圧倒
されるというか、尊敬しております。
僕がRCをキチンと聞いたのは18才の時でした。
もちろん中学の頃に「雨上がり・・・」や「トランジスタ・ラジオ」
なんかは流行っていて知ってはいたのですが、アルバム通して
聞いたのは高校卒業後で、“初期のRCサクセション”を
友達に借りたのがキッカケでした。
「2時間35分」
そんなこと歌にするんだ!していいんだ!
「本当のことなんか言えない」
ホントその通りだ!
ちょうど自分で唄い出していた頃だったので、いろいろと
為になりました。ありがとうございます。
リスペクトでは「シュー」をやりました。
keyが高かったのでちょっと下げました。
「人間のクズ」とどっちにしようか迷いました。
手紙の書き方がよくわからないので、めちゃくちゃな
文章になってると思いますが、一番好きなアルバムは
“Baby a go go”です。
エネルギーがドォーンときます。
清志郎さんがJazzの人達と演ってるアルバムを
まだ聞いていないので、近々聞きます。
前にも話しましたが、いつか一緒に曲を書いてみたいと
思ってます。よろしくお願いします。
また何かあったら誘ってください。
せっちゃんの他には、民生・トータス・ゆず・Charらもこの企画で清志郎宛てに手紙を書いています。
清志郎は、インタビューの中でせっちゃんの印象をこう語っています。
インタビュアー 斉藤和義さんとのもともとの交流は?
忌 あるようなないような(笑)一時期、イベントとかで一緒になる機会が多くて。
なんかボーッとした好青年ですよね(笑)
イ いつか一緒に曲を書いてみたい、と書いてありますが
忌 それは会うと、お互いに言ってるんですけどね。持ってる機材とかね、同じような感じなんですよ。
やってみたいなっていう気持ちはあるんですけど、なかなかまだそういう機会がないですね。
イ 斉藤さんが歌った「シュー」もよかったですよね。
忌 うん。ボーッと去っていったとこがよかったですね(笑)
以上です。(^^)