まぶりなの怠惰な日常

せっちゃん、30周年おめでとう💕

映画「ゴールデンスランバー」追記

 1月30日から劇場公開しているこの映画。

 原作は伊坂幸太郎。音楽は全編斉藤和義が担当。

 私は、原作は図書館で借りたものの進まず途中で挫折・・・

 サントラは気に入ってヘビロテというよくわからない状態で観に行って来ました。



 まず結論!ヒジョーによい映画でした!

 スピーディーでテンポよくて楽しめました。

 主演の堺雅人を始め役者陣も素晴らしかったです。

 原作読んでないので断定出来ないのですが、きっとナイスキャスティングだったと思います。

 青柳の悪気のない感じなんて堺さんはまり役では?

 贔屓目でなくせっちゃんの音楽もよかったです。

 映像に合わせた音楽の入り方が秀逸でした。

 車が爆発した後、ドラムから始まる逃亡のテーマで主人公青柳の逃走劇の幕開けシーンなんて

 ぴったりはまりすぎて鳥肌が立ちました。

 ストーリーからは、一貫して「信頼」というテーマを感じました。

 窮地に追い込まれた時、人は人を信頼することしか道はないんだなぁって。

 裏切られるかも知れない・・・けれど信頼するしか先はないんだって。

 

 本編が終わりエンディングに「幸福な朝食退屈な夕食」が流れ出したときは、

 大げさでなく私立ち上がりかけました。(^^;あまりのかっこよさに。

 映画の余韻を引き立てるのに充分なエンディングソングです。


 帰りに本屋によって原作本購入。

 今度は挫折しない自信があります!

 原作を読み終わったらもう一度映画を観に行こうと思っています。
 
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 原作も読み終わったので昨日2月17日に再度、観に行って来ました。

 原作を読んで思ったことは、映画がいかに原作に忠実に作られてたかってこと。

 台詞もあまり変えてないんですね。

 それと、映画も原作もどちらにもあまり登場しないんだけど、晴子の旦那さんっていい人だなぁ~

 「晴子はそんなやつと付き合ってたのかよ。」の台詞に妻への信頼が表れてます。

 そう、ここにも信頼!この本のテーマである信頼があちこちに溢れていますね。

 そして昨日、再び観てきた映画・・・

 二度目の方が涙腺ゆるんじゃって困りました。

 「行け!青柳屋!」でマンホールから次々に花火が上がるシーン。

 胸がいっぱいになりました。

 ここはやっぱり本より映像ですね~。

 それまで、逃げて逃げての緊迫した状況から一気に解放されたような(実際は違うんだけど)すっきり感。

 ラスト、青柳が手の甲に押されたスタンプに息を吹きかける映像に被り「幸福な朝食退屈な夕食」が

 流れ出すところはやっぱり鳥肌が立ちました。

 あーよかった!また観たい!って思える映画は本当久しぶり。