何年も買ったまま放置してたこの本。
いざ読み出すと面白くてあっという間に読み終えました。
4人組の銀行強盗が主役のお話。
動物大好き!心優しいイマドキの男の子。そしてスリの天才でもある久遠。
正確な体内時計を持ち、更に大胆さと技術を兼ね備えた運転の名手!雪子。
自称演説の達人。喋る以外に特技無しの男。響野。
このキャラ設定がユニークで引き込まれました。
私は響野ファンです。(笑)
こういう口から生まれたような男の人、見てみたーい。
ストーリーも洒落てて面白かったです。
ただ伊坂さん特有のストイックさが目立ち、もっとエンターテイメントに徹してもよかったのでは?
なんてことも思いました。
この作品も、すでに映画化されたようで今さっき、キャストを見てきましたが・・・
監督ナイスキャスティング!!
佐藤浩市の演じた響野は、絶対見ものだったと思います!!(笑)
見逃したのが悔しい。
そして今日から、続編を読む予定です。
追記!続編「陽気なギャングの日常と襲撃」読み終えました。
面白かったです!この一言に尽きる娯楽作品でした。
冒頭の1章では、4人のそれぞれの日常の姿が描かれています。
日常と言ってもそこは、あの4人ですから何かしら事件に巻き込まれています。
2章以降は、長編形式で4人がひとつになって誘拐された社長令嬢の救出に
一肌脱いでます。
今回は、本職の銀行強盗以外の活躍といったところです。
相変わらず、セリフの言い回しが洒落てて楽しめました。
暑い季節に気楽に楽しめるシリーズです。