「まどろむ夜のUFO」 角田光代
かなり前に買って放置してた本です。
きっとタイトルが気に入って買ったんだろうな・・・
でも、実に後味の悪い不気味な作品でした。
別にホラーとかではないんだけど、登場人物の全てが気味悪くて好きになれません。
主人公の女の子もイマイチ感情移入しにくいし、その弟タカシに到っては実在するのかすら怪しい
彼女に手作りジャムを持って逢いに行ったりとかなり怖い・・・
またタカシの作るジャムが気持ち悪い。めっちゃまずそー。(><)
煙草に1本1本ナンバリングして、順番にしか吸わない主人公の恋人もキモイ。
夜中に集団でUFO呼んでるタカシの友人もキモイ。
これだけ気持ち悪い人が登場する小説は初めてかも。(笑)