まぶりなの怠惰な日常

純ちゃん、お誕生日おめでとうございます💕

「映画篇」 金城一紀

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 金城一紀の書き下ろしの最新作です。

 帯には・・・

?H3>現実よ、物語の力にひれ伏せ。

?H3>友情、正義、ロマンス、復讐そして笑いと感動  
 とあります。

 タイトルからわかるように映画をモチーフにした物語で、収録されてる5編全てに映画の題名が

 付けられています。

 「太陽がいっぱい」「ドラゴン怒りの鉄拳」etc.

 そして、1遍ずつ独立した物語で連作という訳ではないのですが、少しずつ登場人物がリンクしてる

 ところも面白かったです。

 私が思う金城一紀の小説の魅力は、読後の後味が爽やかなところです。

 今回も、あたたかい気持ちになれました。(ただ1編を除いて)

 

 まっすぐで、可笑しくて、優しくて・・・ちょっと悲しい。

 そんな小説でした。