町田さんは、大の猫好きです。
それはそれは、せっちゃんに勝るとも劣らぬ勢いで。
この本では、そんな猫大好きフリスキー(?)な町田さんが、自宅で飼ってる猫たちについて
愛情たっぷりに語っています。
ココア、ゲンゾー、ヘッケ、奈奈・・・
この猫ちゃんたちのことを、町田さんは、一匹二匹ではなく、ひとりふたりと数えたいほど
心から愛しています。
写真もたくさん載っていて、町田さんの奥様が写された町田さんと猫ちゃんのツーショットなどは、
見ていて本当にほのぼのします。
一緒にギターを弾いてる写真なんかもあるんですよ。
でも、幸せな話ばかりではなく、ヘッケが病気でココアが老衰で、それぞれ亡くなるところは、
本当に悲しいです。
町田さんと奥様が、考えられ得る限りの看病をお二人で手分けしてされるのには、胸を打たれます。
動物と暮らすということは、責任と愛情を持って、その最期まで看取る覚悟のある人にのみ許される
ことだなと改めて思いました。
猫に限らず動物の好きな人なら、間違いなく好きになる一冊です。