そろそろ夕食の準備を、と思いながらケーブルTVを見てると・・・
ジュリア・ロバーツ主演のサイコ・スリラーのこの映画がやってました。
これは、劇場公開時に観に行ったので、懐かしくて、久しぶりに見てしまいました。
ジュリア扮するローラは、神経質で暴力的な夫に肉体も精神も奴隷のように、束縛されて暮らして
います。
結婚して3年の月日が流れ、ローラの我慢も限界に達し・・・
海での事故死に見せかけてローラは、夫の前から姿を消します。
新しい土地で、ローラという名も捨て、サラという名で暮らし始める彼女。
近所に住む優しい青年ベンと恋に落ち、穏やかで幸せな日々が流れるそんな時・・・
夫が、彼女が生きていることを知り追ってきます。
この夫が、めっちゃ怖いです!青あざが出来るまで、ローラを殴る見境の無い男。
それでも、自分は彼女を愛してると思ってる勘違い野郎。
ある日、ローラが棚を開けると、わざとゴチャゴチャに収納してたはずの缶詰類が、ラベルの位置まで
揃えられ整列しています。
それは、ローラには忘れられない病的なまでに神経質な夫の仕業。
彼が、この家に来た!・・・この時の彼女の恐怖。
今でこそ、DVという言葉が一般的にも知られてきましたが、この当時(1990年)は、まだ、私も
そんな言葉は知らなかったと思います。
このストーリーのラストは、容易に予想のつくものですが、やはり、それ以外にローラが真に救われる
ことは、なかったんだろうなと思いました。