舞台は、周囲から「鳥の城」と呼ばれている、鳥の剥製だらけの洋館。
館の主である伯爵の婚礼のたびに、過去4度も花嫁が何者かによって殺害される。
そして、5度目の婚礼の儀式が、再び行われようとして・・・
館の主である伯爵の婚礼のたびに、過去4度も花嫁が何者かによって殺害される。
そして、5度目の婚礼の儀式が、再び行われようとして・・・
文庫なのに、1200ページを越える分厚い作品ですが、後半は憑かれたように、一気に読み切って
しまいました。
「貴方にとって 生きて居ることと云うのは、どのような意味を持つのです。」
しまいました。
「貴方にとって 生きて居ることと云うのは、どのような意味を持つのです。」
この伯爵の問いかけが、全ての謎のキーワードとなります。
久しぶりに、読書の醍醐味を味わうことが出来た一冊です。